トム・ソーヤー

トム・ソーヤー

マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』の全訳版を読みました。
いやはや、予想外に素晴らしかったです。
この作品と続編である『ハックルベリー・フィンの冒険』を発表したことによって、トウェインがアメリカを代表する作家になったのもうなずけます。
子供のころに抄訳版は読んだことはあったのですが、当時はあまり感動しませんでした。
自分自身の毎日が冒険的だったせいもあり、わざわざ本で冒険譚を読む必要があまりなかったのかもしれません。
それに子供用の抄訳ということもあって、あまり小説の世界観に入り込むこともできなかったのかもしれません。
いずれにせよ、これは少年時代が終わった大人こそ読むべき小説ですね。
19世紀ミシシッピの小さな村の生活と、そこに生きる個性的な人物たちがみずみずしく描かれています。
学校生活、喧嘩、肝試し、探検、宝探し、家出。
形は違えど、少年時代に自分がしたことのあることばかりが描かれており、非常に共感すると同時に懐かしい気持ちになりました。

 


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